男の体臭と食べ物の関係
ニンニク料理を食べたあと体臭や口臭がキツくなるように、食べ物と体臭は深く関係しています。
たとえば、肉の脂身など脂っこいものたくさん食べると顔がテカってきます。あれは皮脂が多く分泌されいるのです。皮脂は酸素に触れると酸化し悪臭を放ちます。
また、皮脂の過剰分泌は、30代〜40代男性特有のミドル脂臭(ミドルししゅう)を発生させる原因にもなるので注意が必要です。
他にも、スナック菓子やカップ麺、レトルト食品などの加工食品も体臭を臭くする原因になります。
さまざまな添加物が使用されている加工食品を食べると、体内に活性酸素が発生します。
すると体内の皮脂腺などで酸化反応がおこり、その際にニオイが発生するのです。
体内の酸化反応を抑えることは、ワキガや加齢臭の対策にも有効です。
体臭を良い匂いにするには、まず臭くしないことが重要です。
そのためのポイントがこちら。
- 活性酸素を抑える抗酸化食品を食べる
- 臭くなる食べ物をたくさん食べない
男の体臭を良い匂いにする食べ物5選!
具体的な食べ物ご紹介します。
メカブのヌルヌル成分フコイダンが抗酸化に有効です。
さらに活性酸素を抑制するビタミンCやビタミンEが豊富なほか、腸内環境を整え便秘を予防する食物繊維も摂ることができます。
ビタミンCといえばレモン。活性酸素を抑制し体臭予防に有効です。
ビタミンCは壊れやすいので、切ったり絞ったりするのは食べる直前にしてください。
アルカリ性食品である梅干しは、酸性に傾いた血液を正常な状態(弱アルカリ性)に整えてくれます。
また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸は、疲労したときに出る体臭の原因であるアンモニア臭を予防してくれます。
ゴマに含まれるセサミンには、高い抗酸化作用があるといわれています。
また、発生した活性酸素にすばやく結合して除去してくれる働きを持つビタミンEも豊富です。
納豆には、抗酸化作用のある大豆イソフラボンや大豆サポニンのほか、腸内環境を整えてくれる食物繊維も含まれています。
体臭を臭くしない食生活のポイント
食べ過ぎると体臭がくさくなる食べ物をご紹介します。
揚げ物
から揚げや天ぷらなどの揚げ物をたくさん食べると、皮脂が過剰分泌され体臭の原因になります。
脂っこい料理
ステーキや焼肉などの他、ラーメンやチャーハンなどラード(豚の脂)を多く使った料理は、体臭をくさくする原因になります。外食が多い人はとくに注意しましょう。
肉・乳製品
肉や乳製品(バター・チーズ・牛乳など)には、皮脂の分泌を多くする動物性脂肪が含まれています。
また、同様に含まれる動物性たんぱく質は、消化されにくいため腸内で発酵し体臭を発生させる原因になります。
加工食品
お菓子やレトルト食品などの加工食品には食品添加物が使われていて、これが活性酸素を発生させ体臭をくさくします。
香味野菜
ニンニクやニラなど食材自体に強い香りがある食べ物は、食べ過ぎると口臭や体臭の原因になります。
以上の点を注意しておけば、食べ物が原因で体臭がくさくなることはないでしょう。
ここから体臭を良い匂いにしていくにはプラスαが必要です。
具体的な方法は下記ページにまとめてあるので、ぜひチェックしてください。