頬のたるみはオッサン度を倍増させる
ほっぺたの皮膚がたるむと一気に老けて見えます。
ゆるんだ口元にほうれい線、さらには頬の毛穴が開いて肌も汚い印象に・・・
こういう顔を世間ではブルドックフェイスと呼ぶそうです。
ためしに、人差し指を頬骨にあてて5ミリほど外側に引っ張ってみてください。
ほうれい線は薄くなり、頬の毛穴も目立たなくなるはずです。10歳若返ったといっても過言ではないでしょう。
この状態を常にキープしたいですよね。
そのためのエクササイズを今からご紹介します。
効果を倍増させる秘訣
エクササイズの前に、効果を倍増させる重要なポイントがあるのでお伝えします。
それは、鍛える筋肉を意識しながらやることです。
筋肉の場所と収縮をイメージしながらエクササイズすることが、早く効果を出す秘訣です。
ということで、たるみ改善に向けて鍛えるべき筋肉をまずはご紹介します。
鍛えるべき表情筋
上唇挙筋(じょうしんきょきん)
目の下から上唇をつなぐ筋肉。上唇と小鼻を引き上げるときに使う。
上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)
目頭から鼻の横をとおって上唇につながる筋肉。上唇と小鼻を引き上げるときに使う。
口角挙筋(こうかくきょきん)
頬骨と口角をつなぐ筋肉。口角を引き上げるときに使う。
大頬骨筋(だいきょうこつきん)
こめかみと口角頬をつなぐ筋肉。口角を上外側に引き上げるときに使う。
小頬骨筋(しょうきょうこつきん)
目尻から上唇までを頬骨に沿って斜めにとおっている筋肉。上唇を後上方に引き上げるときに使う。
以上の5つが頬を引き上げるのに効果的な表情筋です。
これらを下で紹介する4つの方法で鍛えていきます。
頬のたるみを引き上げるエクササイズ
頬を引き上げて顔を立体的にするエクササイズを4つ後紹介します。目の下のたるみやほうれい線の改善にも効果がある方法です。
・大頬骨筋・小頬骨筋のエクササイズ
★小さい画像
前歯で割り箸をくわえた状態で、口角を斜め外側に思いっきり引き上げます。
そのまま30秒間キープ。
10秒間休憩を入れて、3セット繰り返します。
下の動画をガイドにしてください。
・小頬骨筋のエクササイズ
★小さい画像
口角を片側ずつ引き上げていく方法です。
右側の口角をこめかみに向けて引き上げます。
右目を閉じ、頬の筋肉を意識しながら5秒間キープ。
自然な表情に戻します。
これを左右交互に3セットずつ行います。
下の動画をガイドにしてください。
・上唇挙筋・上唇鼻翼挙筋のエクササイズ
★小さい画像
★ロッキーの口
上の画像のように口を引き上げる方法です。
「う」の口をしたまま上唇を真上に引き上げます。
小鼻の横の筋肉を意識しながら10秒間キープ。
「う」の口に戻ります。
これを3セット行います。
上唇を引き上げる際に、ほうれい線がが出ないように、頬骨に指を当てて皮膚を左右に軽く引きながら行いましょう。
意識する筋肉については、下の動画で確認してください。
・口角挙筋のエクササイズ
★小さい画像
上下の唇を丸め込んだ状態で口角を引き上げていきます。
ほうれい線を横向きにするイメージで5秒間キープ。
元の状態に戻ります。
これを3セット行います。
詳しくは下の動画をご覧ください。
以上の4つが、頬のたるみを改善するエクササイズです。
エクササイズ後は必ずマッサージもセットで行ってください。やり方は次のページにまとめてあります。